エンジンを構成する部品の中で、おそらく最も負担が大きいのがコネクティングロッドです。常に大きな負荷に耐え、継続的に変化する圧力にさらされているコンロッドは、エンジンサイクルで大きな役割を果たしています。小端部はピストンのガジョンピンやリストピンに、大端部はクランクシャフトに連結しており、その性能は幾何学的なアライメントとベアリングの表面性質、真円度に大きく左右されます。
回転中の部品、なかでも高速回転中の部品の性能は、いずれも輪郭と形状に大きく左右されます。コンロッドのベアリング上で生じる望ましくないロービングとチャタリング、さらにアライメントのずれは、部品の性能に影響を与えます。テーラーホブソン社のタリロンドシリーズは、こうした望ましくない欠陥を検知し、取り除くのに有用です。タリロンドの詳細については、以下のリンクを参照してください。